年のはじめから、残念ながら事故が起きてしまいました。
生まれて初めて、生命の危機を感じました。
A350の45Hに座っていましたが、ものすごい衝撃の直後、両翼から炎が…
前のハッチしか開かず、機内に煙が充満する中ケータイだけ手に脱出してきました。 pic.twitter.com/is5R8KccSw— Ricole (@ricole0704) January 2, 2024
NHKの記事を引用します。
2日午後6時ごろ、新千歳空港を出発した日本航空516便が羽田空港のC滑走路に着陸した直後に、地震の救援物資を運ぶため新潟に出発しようとしていた海上保安庁の固定翼機と滑走路上で衝突し炎上しました。この事故で、海上保安庁の航空機に乗っていた乗組員6人のうち5人が死亡、1人が大けがをしたほか、日本航空によりますと516便の乗客乗員379人は全員が脱出用スライドから避難し、これまで14人が打撲や体調不良で医療機関を受診したことが確認されたということです。〜NHKより〜
いつか、客室乗務員(キャビンアテンダント、CA)の制服について書くつもりでいましたが、この事故があったので急いで書くことにしました。
客室乗務員の最も大事な役割
客室乗務員は、飛行機の乗客のためのおもてなしをする役目は補助的で、本来は保安要員、乗客の安全を確保すること、と言われます。
今回の事故でも、JALの乗客乗員は全員脱出できており、それは客室乗務員の働きが大きかったと言われているようです。
Twitter(元X)でも元CAのツイートが紹介され、バズっています。
飛行機の緊急脱出について。
乗客乗員、全員ご無事、全員ご無事に脱出、よかったです(´;ω;`)(1/2) pic.twitter.com/728YnvCuVP
— 御前モカ🕊🕊侵略反対 (@Babylion_110) January 2, 2024
🇺🇸ニューヨーク・タイムズ
「乗員が乗客全員を脱出させたのはまさに奇跡だ」
🇺🇸CNN
「(乗客が荷物を持たずに脱出シューターから機外に出たことは)お手本のような対応」
🇬🇧BBC
「(避難誘導は)極めて効率的だった」
「(乗員は)素晴らしい仕事をした」#航空機激突事故https://t.co/IHjzVhLOqr— 渡海 千明 (@ChiakiTokai) January 3, 2024
羽田の事故。乗客の証言を読んでいて、改めてJALが正解ですごいと思った
逃げろという指示がなかった→そんな指示を出したらパニックになる
荷物は後で送ると言われた→荷物を取らせない指示として正解だと思う
降りたあとその場で待機→ポンプ車63台走ってる時に300人以上を移動させると危ない
— 成冨ミヲリ(Be) (@naritomi) January 2, 2024
制服
スカートもヒールも、いざ有事となればすぐに履き替えたりしているそうです。
飛行機での違和感の理由
「離陸/着陸前の際に、機内の明かりを暗くするのは脱出時に暗闇に目を慣らすため」は、私もJALの友人に実際に聞いたことがあります。
JALの件でタメになるものは、
・離陸/着陸前の際に、機内の明かりを暗くするのは脱出時に暗闇に目を慣らすためです。
・窓の日除けを開けておくのは火災がどこで起きてるか見えやすくするためです。
・リクライニングを戻すのは後ろの席の人が脱出しやすくする為です。小さい事だけどみんな守ってね
— Mach082 (@Mach0822) January 2, 2024
支え合う公共交通
・地震のためスト中断で運行を再開するジェットスター労組の方々
・震度7にも関わらず翌日に新幹線を運転再開できるJR東
・北陸への臨時特急を今日昼に手配していたJR西
・満員の乗客を速やかに脱出させたJALのCAさん
・羽田が使えなくなり臨時新幹線を出すJR東海日本の公共交通は本当に凄い。
— さんらいず (@KKK26797752) January 2, 2024
もちろん、客室乗務員の訓練、役割の認識や行動は、JALだけではなくANA、その他LCCでもきっちりされていると思います。
今年以降も、飛行機への搭乗を予定している者として、よろしくお願いします。
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