こんにちは、当ブログの管理人です。
先日、知人とだらだら喋ってて、このブログのことを伝えました。そしたらその知人から2つの学校の制服紹介して、と依頼されまして。それが「大阪国際高校」と「國學院大學栃木高校」。地域も違えば歴史も全然違う2校。その知人に関係する学校ということしかつながりはない、そんな2校。
じゃあ、どんな制服なのか、ネットで調べていくと、なんか共通点あるぞ!となった。
まずはこの2校、どんな学校?
大阪国際高校(大阪府守口市)
2022年、「大阪国際大和田高校」と「大阪国際滝井高校」が統合してできた学校です。共学化してグローバル教育に力を入れていて、明るい校風。




國學院大學栃木高校(栃木県栃木市)
國學院大學の系列校で、「國栃木(こくとち)」の愛称で親しまれている北関東でも屈指の伝統校。進学実績もしっかりしていて、地元では知らない人はいないレベルです。



大阪の新しい国際校と、栃木の歴史ある伝統校。並べてみても接点はゼロに見えます。
でも、「前身の制服」を見ていくと話が変わってくる
大阪国際高校の前身にあたる「大阪国際大和田高校」、そして國學院大學栃木高校で以前使われていた制服。どちらも手がけていたのは、同じデザイナーでした。
その名は 宮本由利子(みやもとゆりこ)さん。
中古制服の専門店を何軒か確認したところ、大阪国際大和田高校の旧制服には「M.YURIKO」ブランド、つまり宮本由利子デザインである旨がはっきり明記されていました。國學院大學栃木高校側も同様に、白いジャケットに金の刺繍とダブルボタンをあしらった旧制服が「M.YURIKO」ブランドとして取引されており、こちらも宮本さんのデザインで間違いありません。
これを知ったとき、私も知人も「まさかここで繋がるとは……」と本当にびっくりしました。
宮本由利子さんって、どんな人?
日本の制服デザイン界を長く牽引してきた、いわゆる”レジェンド”と呼ばれるデザイナーの一人です。トラディショナルな品格を保ちながら、生徒自身が「着たい」と思えるファッション性を持ち込んだのが特徴で、彼女がデザインした制服がきっかけで志願者数が伸びる、いわゆる「制服効果」を何度も生み出してきた方でもあります。
2校それぞれの旧制服にも、その持ち味がしっかり出ていました。
大阪国際大和田高校(旧制服)
国際化を意識した、洗練されたブレザースタイル。上品な色合いと胸元のエンブレム、チェックスカートの組み合わせは「憧れの制服」の代表格でした。
こちらでも紹介


國學院大學栃木高校(一時期の旧制服)
白ジャケットに金の刺繍、金のダブルボタンという華やかな一着。この制服は2010年頃のモデルチェンジで一度姿を消しており、その後さらに2025年度入学生から現行の新制服へと切り替わっています。つまり宮本さんデザインの制服と今の制服の間には、実はもう一世代、別の制服の時代があったことになります。
それでも、宮本由利子デザインの制服が同校の歴史に確かに刻まれていることは変わりません。

國學院大学栃木高校(栃木県)の制服セットを買い取らせて頂きました!写真は旧制服。白ジャケットを羽織ります。リバンやスカートは2種類。宮本由利子さんデザイン制服です。デジタルウェブへお売り頂きありがとうございました!#制服#学生服#制服買取#制服買い取り#制服買います#國學院栃木 pic.twitter.com/iMrP5dQOa8
— 制服買取デジタルウェブ(公安委員会認可) (@seifuku_shop) June 18, 2021
どちらの学校も今は新しいデザインの制服に変わっていますが、それぞれの学校生活を彩った”あの制服”のルーツを辿ると、同じ人物にたどり着く。これは制服のことが気になり綴り始めた管理人にとってはたまらないロマンです。
何気ない雑談から、こんな発見があるとは
大阪と栃木、遠く離れた2つの学校で、それぞれの時代の生徒たちが同じデザイナーの手がけた制服を着て青春を過ごしていた。そう考えると、なんだかじんわり嬉しくなります。
宮本由利子さんという一人のデザイナーが、日本の制服文化にどれだけ大きな足跡を残してきたか。今回の雑談から、あらためて実感させられました。
もし皆さんの母校や、身近な学校の制服にも、実は”意外な巨匠”が関わっていたりしたら――ぜひ教えてください。
宮本由利子さんの記事を過去に書いてます


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